願い事・ご利益
子安大師の縁起とご利益
子安大師はその昔、修行の際に出会った難産に苦しむ女性に出会い、大師秘法をもって加持祈祷を行うことで男子を授かり、それ以来、子供を抱いたそのお姿を今に伝えてという言い伝えがあります。
金剛寺でも、安産を祈祷し縁を結んだ腹帯には開運安産のご利益を授かると言われ、子授かりの祈祷の末に子宝に恵まれたというご報告もいただいております。
准胝観音の縁起とご利益
「准胝(じゅんてい)」とは、「限りない清浄」を意味し、空海が高野山の開基の際に、僧房の次にまず准胝堂を建立し、准胝観音を弟子たちの得度の本尊としてお祀りしたと言い伝えられています。
高野山では今も准胝観音を安置し、僧侶たちによって、長い間守り続けられております。
一見、千手観音に似ておりますが、千手観音は胸の前で合掌しており、准胝観音は説法印(両手とも指で輪をつくり、胸前に上げる)を結んでいます。
准胝観音は、人と人との縁だけでなく、あらゆる悪い縁を断ち、善い方向へと導いてくれる仏様です。
ご真言(仏様へと通じている祈りの言葉)は
『オン シャレイ シュレイ ジュンテイ ソワカ』とお唱えします。
准胝観音をご本尊(もっとも大切な祈りの存在)として、大切に想い、祈りを捧げることで、どのような悪縁も断ち切り、良縁と縁を結んでいただけることでしょう。
金剛寺では、准胝観音の縁日である毎月24日には”因縁切りの縁日”として護摩祈祷を行っております。
毎月この日には護摩を焚き、味ご飯などのお接待をさせていただいております。
皆様にはご祈祷料のみお供えをしていただいてご参加いただいております。
是非お気軽にご連絡の上、お越しくださいませ。
(午前11:00よりご祈祷を開始しております。)
金運と商売繁盛の『毘沙門天』
金剛寺の毘沙門天は、奈良にある信貴山のご分体で、とても有難いご利益があったとのご報告を多数いただいております。
毘沙門天は別名を多聞天とも言い、信ずる者の望みをかなえて無量の福徳を与え、財宝を授ける仏様で、信じる者が商売繁盛を願うと、ご利益を授ける守護神です。
金剛寺のご祈祷を受けた後、商談や仕事の案件が多く決まったなどのご報告も多数頂いており、ご縁を結ぶことで多くのご利益を授かったというお話をよくお聞きします。
水子地蔵
出生に至らずこの世に生まれることのできなかった水子は、戒名もなく祀られず、迷い救われず、拠り所のない魂となります。
地蔵菩薩の慈悲に頼んで成仏を願い、中絶の悪因に苦しむ多くの人々を救うとされる水子地蔵にお頼みし、切なくもこの世に生まれることができなかった子の命を、大切に弔い、成仏を願って仏様の元へと導きます。